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Windows Vistaには6つのエディション †
Windows XPがHome(Starter ,Home Edition,Media Center)とPro(Professional,Professional x64,Tablet PC)という
2つの大きなカテゴリに分かれていたように、Windows Vistaもコンシューマ向けのHomeとオフィス向けのBusinessという2つの大きなカテゴリがある。また、Starterを除く5種類にはそれぞれ64Bit版も用意されている。
- 新興市場向けコンシューマ
- Windows Vista Starter(32Bit版のみ存在し、日本では発売されない)
- コンシューマ
- Windows Vista Home Basic
- Windows Vista Home Premium
- Windows Vista Ultimate
- ビジネス
- Windows Vista Business
- Windows Vista Enterprise
なお、パッケージ版についてUltimateには当初から64Bit版も同梱、Home Basic/Home Premium/Businessの3種類については送料および手数料込の実費(1,050円)を支払うだけでService Pack適用済み64Bit版のDVD-ROMをMSから手軽に入手することができ、メモリーを4GB以上に増設する場合などに32Bit版から移行することができる。
- Microsoft Windows Vista インストールメディア お申し込みセンター(64Bit版 DVD-ROM,32Bit版 CD-ROM)
- http://www.microsoft.com/windowsvista/1041/ordermedia/ja-jp/default.mspx
製品別機能比較一覧 †
- 【詳細レポート】Windows Vistaの機能を,製品種別ごとに一覧比較 - WindowsコラムITpro
- http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20060323/233138/?ST=vista&P=3
機能 | Str | HB | HP | Bus | Ent | Ult |
「SafeDocs」バックアップ・リストア機能 | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
スケジュール・バックアップ | × | × | ○ | ○ | ○ | ○ |
ネットワーク・ベース・バックアップ | × | × | ○ | ○ | ○ | ○ |
シャドウコピー・クライアント | × | × | × | ○ | ○ | ○ |
暗号化ファイルシステム | × | × | × | ○ | ○ | ○ |
WindowsXPからの移行 | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
デスクトップ・ウインドウ・マネージャ(DWM) | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
Windows Aero(アニメーションや3D効果など) | × | × | ○ | ○ | ○ | ○ |
「Rolodex」「タブ・プレビュー」「タスクバー・プレビュー」 | × | × | ○ | ○ | ○ | ○ |
高精細画面対応 | △ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ユーザーの管理切り替え | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
リモート・デスクトップ | × | × | × | ○ | ○ | ○ |
P2Pミーティング・プレース | × | × | × | ○ | ○ | ○ |
Windows Web Server(オプション) | × | × | × | ○ | ○ | ○ |
Windows Faxクライアント | × | × | × | ○ | ○ | ○ |
DVDビデオ・オーサリング | × | × | ○ | × | × | ○ |
Virtual PCのバンドル | × | × | × | × | ○ | ○ |
アクティベーションの必要性 | ○ | ○ | ○ | × | × | × |
↑情報古いよwwww
以下略。リンク先参照。
- エディションの比較
- http://www.microsoft.com/japan/windows/products/windowsvista/editions/choose.msp
- Microsoft Windows Vista: 64 ビット版
- http://www.microsoft.com/japan/windows/products/windowsvista/editions/64bit.mspx
- Windows Vista(ウィンドウズ ビスタ)製品ラインアップと機能比較 マイクロソフト ユーモール
- http://www.microsoft.com/japan/users/vista/compare.mspx
- Paul Thurrott's SuperSite for Windows: Windows Vista Feature Focus: 64-Bit (x64) Support
- http://www.winsupersite.com/showcase/winvista_ff_x64.asp
| HB | HP | Bus | Ent | Ult |
最大メモリ(x86) | 3GB程度 | 3GB程度 | 3GB程度 | 3GB程度 | 3GB程度 |
最大メモリ(x64) | 8GB | 16GB | 128GB+ | 128GB+ | 128GB+ |
Windows Vista Starter †
日本では発売されません。
主に低価格PCが売れる新興市場の入門者に向けた製品。新興市場でのみ販売される。Windows XP Starter Editionと似ており,
Windows Vista StarterはHome Editionのサブセットで
32ビット版のみが用意される(x64版はない)。
Starter Editionは3つまでのアプリケーション(またはウインドウ)しか
同時実行できない。
インターネット通信機能は備えるが,外からの通信を受け付けない
(つまりサーバーにならない)。
また,ログオン・パスワードを設定できず,
ユーザーの簡易切り替え機能(Fast User Switching:FUS)も備えない。
現時点ではこのような画面構成になるとされている:参考記事
Windows Vista Home Basic †
1台のPCだけを所有する家庭に向けたエディションで,
Windows Vistaのベースラインとなる。Windows Vista Home Basicは,
大まかにいうと,Windows XP Home Editionに似ている。
Windows 9xやXP Starter Editionからアップグレードするような一般的なユーザーや,
価格に敏感なユーザーに向けたエディションである。
- 主な機能
- Windowsファイアウォール
- Windowsセキュリティセンター
- 安全な無線LAN機能
- Webコンテンツの閲覧制御
- スパム対策/ウイルス対策/スパイウエア対策機能
- ネットワーク・マップ
- ムービー・メーカー
- フォト・ライブラリ
- メディアプレーヤー
- RSS対応のWindows メール
- ピアツーピアメッセンジャー
Windows Vista Home Premium †
家庭から出先まで,ホーム・エンターテインメントや個人用途など,
PCの熱心なユーザーや家庭で複数台のPCを所有しているユーザー,
小さい子供がいる家庭,ノートPCユーザーに向けたエディションである。
Windows XP Media Center Editionに,数々の機能を追加したような製品。
Home Basicエディションのスーパーセットになっている。
- 主な機能
- Home Basicのすべての機能に加えMedia Center機能
- DVDビデオのオーサリング
- HDTV対応
- DVDリッピング
- Tablet PC機能
- Mobility Centerなどモバイル用途向けの機能
- 補助ディスプレイ対応
- Wi-Fiの自動設定とルーミング
- 複数のPCにまたがった統一的なWebサイト閲覧制御
- ネットワーク越しのバックアップ機能
- インターネット・ファイル共有
- オフライン・フォルダ
- 2台のPCの同期機能
Windows XPではProfessionalが最も多くの割合を占めているが,
Windows Vistaの中ではHome Premiumが最も数が出るエディションになるだろう。
Windows Vista Business †
IT専任者がいないスモール・ビジネス向けに設計された,
スモール・ビジネス・オーナーやマネージャに向けたエディション。
Microsoftは,次に説明するWindows Vista Enterpriseまたは
Windows Vista Ultimateへの,ステップ・アップグレードも提供する予定だ。
- ドメインへの参加やドメイン管理機能
- NetWareやSNMPといった非Microsoftのネットワーク・プロトコルに対応
- リモート・デスクトップ(他のエディションで出来ないこともない)
- IIS Webサーバー
- 暗号化ファイル・システム
- Tablet PCの機能
- バックアップとシャドウ・コピー機能
- PCファクスとスキャニング・ツール
- Small Business Editionガイド・ツアー
- Windows Live! Small BusinessまたはMicrosoft Office Live!への
プリペイド・アクセス
- 複数のPCの診断機能
- オンライン・サービスであるMicrosoft Small Businessクラブ会員への参加権
Windows Vista Enterprise †
一般向けに発売されません。
エンタープライズ向けに最適化した,Windows Vista Businessのスーパーセット。
ビジネス上の意思決定者,ITマネージャ,
インフォメーション・ワーカー,一般的なビジネス・ユーザーに向けた製品である。
"Windows XPには,同様なエディションは用意されていない。"
- 主な機能
- Virtual PCや多国語対応ユーザー・インターフェース
- 安全なスタートアップ
- フル・ボリューム暗号化技術
Windows Vista Ultimate †
ハイエンドのPCユーザーや,最新技術に敏感なユーザー,
ゲーム・ユーザー,デジタル・メディア・エンスージアスト,
学生に向け,個人用途に最適化した,今までのPC向けに提供された中で最高のOSである。
- 主な機能
- Windows Vista Home PremiumとEnterpriseの両方のエディションのすべての機能
- ゲームのパフォーマンス調整機能
- 音楽や映画などにアクセスできるオンラインの会員制サービス
- 追加のMS製アプリ(Extras)を入手可能
Microsoftの内部資料によると,Windows Vistaのエディション間の違いの最終目的は,
すべての顧客セグメントに対して明確な価値を提供すること,
そしてMedia CenterやTablet PCのように,XPの領域を広げることである。
また,Windows Vistaは,x64への移行という使命も負う。
Starterを除くWindows Vistaのすべてのエディションには,
x86版(32ビット)とx64版(64ビット)が用意される。
Microsoftは,Windows Vistaの出荷後には,x64への移行が
ほぼ完了するだろうと見ている。
しかし、まだまだ市場はx86が強く、x64の完全移行はまだ遠い道のりだ。